G-SHOCK DW-7300/927
2017.3.21お預かりのG-SHOCK DW-7300/927電池交換メンテナンスです。
何年前のモデルなのか?昔からG-SHOCKは取り扱った事がなく詳しくはありませんが。
全体的な雰囲気からは、内部が錆びて動かないであろうと。
プッシュボタンの動きもチェックして。
古いですがスムーズに動く。これは生きているか?
遊び革の状態もチェックしますが、ありません。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。錆びた感じがありますが粉っぽくはない。
これがムーブメントで。嘘のように内部は綺麗。
電池格納部をチェクしますが液漏れも無く。無理に触った形跡も無し。
電池を入れて動作確認ですが表示しました!液晶が薄いですが久しぶりに通電した時の雰囲気。ここから2・3日で表示が濃くなってくるでしょう。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
防水機能が効いているのか心配もありますが、洗浄はしないと始まらない。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。想定外の綺麗さ。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して、パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
表示確認してプッシュボタンの動きもチェック。
時間合わせモードに切り替えて驚き。
開始が1980年から。って事は1980年の製造?となると37年前のデジタルですか。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になりました。
遊び革は中古の間に合わせで付けておきます。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。