G-SHOCK DW8200/1294 電池交換メンテナンス
2018.1.25お預かりのG-SHOCK DW8200/1294 電池交換メンテナンスです。
「プッシュボタンを曲げた」という事ですが、右のプッシュボタンを基準に線を引いてみると。
左右対称のはずの角度が、ズレていることが分かります。
写真でいう上下だけでは無く、前後にもズレております。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。使用されていない時計の様で汚れはありません。
スペーサーを外して。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックしますが汚れも無く。プッシュボタンの内側にも問題はなく。
歪んでいる事が分かります。プッシュボタンを外して直そうとすると折れる可能性もあり。 このまま歪みだけを修整することに。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
ELライト点灯確認して時間を合わせて電池交換完了です。結局、洗浄は無しコースとなります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。