G-SHOCK DW8200/1294 メーカーお断り電池交換
2025.4.15お預かりのG-SHOCK DW8200/1294 メーカーお断り電池交換です。
メーカーでお断りされたG-SHOCKです。
上の写真から既に加水分解で割れております。ここだけでは無く数カ所に亀裂がありますので、電池交換のためにベゼル・カバーを外す必要がありますが触ればバラバラになるでしょう。よってメーカーでは受けられ無い状態となります。
私も同じ対応をすればメーカーと同じですから。
こちらに送られた以上は、ベゼル・カバーの分解は無視して進めましょう。
最近では「ベゼル・カバーのレプリカがネットでは購入できる」らしいですから調達は宜しくお願いいたします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。ウレタン・バンドは加水分解も無く綺麗な状態。
ベルトを外しただけでバラバラと割れて行きます。
ベゼル・カバーのネジを回すために本体を持つと更にバラバラと。
ネジを外しただけでバラバラになりました。
触った感じでも弾力が無いです。
ガラスの曇が気になりますから後で拭き取ります。
プッシュボタンにサビが見られますが操作には問題無いです。
さてメーカーが断った理由は、ベゼル・カバーの破損が怖いからのみと思いましたが本当にスクリューバックが固いです。普通の工具では回せず奥の手で。かといってメーカーが回せない程の固さでは無いですから。やはりベゼル・カバーの分解が怖くて触れなかったのでしょう。素朴な疑問はベゼル・カバーに触らずにどうしてスクリューバックが固いと分かった???触るだけでバラバラになったのに。
何とか開きました。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
リセットして動作確認。
時間を合わせて電池交換完了です。レプリカのベゼル・カバーの装着ですが、左サイドのプッシュボタン2本が長く。ベゼル・カバーの装着で良くプッシュボタンを曲げて仕舞う方が多いですから注意して下さい。何ならお客様の方で調達頂き同梱頂ければこちらで装着する事も可能です。
さて次は「ガラスの曇り取り」。これが取り出した液晶&ムーブメント。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
曇りを拭き取り添おう着完了。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
曇りが取れてスッキリ。
ウレタン・バンドも洗浄。
ネジとバネ棒も洗浄して綺麗に。
今回はこの状態で返送となります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。