CASIO G-SHOCK DW8200/1294
2016.7.13お預かりのCASIO G-SHOCK DW8200/1294電池交換
洗浄コースで、ご希望ですが汚れておりませんね・・・。
プッシュボタンの動きもチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
「洗浄はお任せ」ということで、汚れの度合いからは洗浄無しコースで。
このままバイスに挟んで、工具で回しますが。
裏蓋が堅く、かなりの力を掛ける必要があります。
でもベゼル・カバーをバイスに固定して、工具を回す事で圧迫します。
ベゼル・カバーを割ってもいけませんから外します。
ベゼル・カバーを浮かせると油が?。おそらくネジが抜けやすいように注油されていたか。これは助かります。この油の汚れは洗浄するしかありません。
ベゼル・カバー/ウレタン・バンド共に加水分解の兆候は無く。
思い切って外します。
ベゼル・カバーのネジを抜くと錆びていたのか茶色い粉が。
若干のサビが見られます。
ベゼル・カバーの穴の中のサビは、爪楊枝で削ってから洗浄するしかないでしょう。
ケースにも汚れは無く。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックします。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗に。
穴に残っていたサビも綺麗になりました。
ベゼル・カバー装着。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。