CASIO G-SHOCK G-7710/3095 電池交換メンテナンス
2022.1.23お預かりのCASIO G-SHOCK G-7710/3095 電池交換メンテナンスです。
プッシュボタンの動きもチェックして。一つ動きが悪いですがあとで見てみましょう。
遊び革の状態もチェックします。全体的には古い割には弾力が充分あり加水分解の心配は無しです。当時の素材が良いことが分かります。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
ラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋が汚れでパテ塗りされた感じですから、ネジを外してからこじ開け工具で開けます。
裏蓋の裏側もチェックします。パッキンが効いていた事がよくわかります。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
洗浄する為にムーブメント取り出し。ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
これが取り出した液晶&ムーブメント。英字のプレートは?
液晶の下の方に付いていたプレートですね。
ベゼル・カバーの裏側もコテコテですから洗浄します。
ケースの表面もベゼル・カバーに覆われていただけに凄い汚れ。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。洗浄でプッシュボタンの動きはスムーズになりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。