G-SHOCK MRG-120T/1739 電池交換メンテナンス

2017.8.26お預かりのG-SHOCK MRG-120T/1739 電池交換メンテナンスです。

竜頭の動きをチェックして。

チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

プロテクターも外して洗浄します。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。

更に電池が覆っておりますから取り外しましょう。

絶縁フィルムも外します。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これがムーブメントで。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

ケースの内側もチェックして。

裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
裏蓋パッキンの交換もご依頼ですが浸水も無く。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

ガラスのキズが目立つ訳ですが、凄いのはバフ掛けで研磨した形跡があります。
ガラスの研磨という作業は大変、手間の掛かる作業のわりに成果が見えない気の遠くなる作業ですが、努力の跡が見えます。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

 

スペーサーと絶縁フィルムも戻して。

電池を装着して。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
パッキン交換を御希望ですから交換とも思いますが、このサイズの手持ちがありません。
裏蓋に巻いてスクリューバックで締め付けるタイプならサイズはアバウトでも構いませんが、この場合はジャストサイズの方がよいでしょう。
もっとも切れたりしていたら、既製品でも交換した方がよいですが。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。そしてELライト点灯確認。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

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