電池交換では不動だった/G-SHOCK AW-500-380
2017.10.8お預かりの電池交換では不動だった/G-SHOCK AW-500-380です。
201年の今、もうこのモデルは届いても動かない確率が高いです。
返送送料を振り込んで頂くのが気の毒で、受付をお断りするのが親切か?
そう思う電池交換の一つ。
プッシュボタンの動きもチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
ラグ部のバネ棒は洗浄します。
ウレタン・バンドの汚れもチェックして。
ベゼル・カバーも浮いておりますが、これは動かないと推測。
ベゼル・カバーの留めネジが一つありませんが。
ネジは普通に外せます。錆びて頭だけが折れるの事も多いです。
ベゼル・カバーの裏蓋の裏側もチェックして。
汚れというかサビと言うか。
洗浄すれば綺麗になりますが、その前に動作確認。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントですが・・・電池がやばい。
液漏れ状態、おそらく動かないでしょう。
液漏れの水滴がまだ残っております。
電池格納部をチェクして。
大きな水滴が付いております。
絶縁フィルムの水滴も拭き取って。
電池格納部も拭きます。そして一昼夜置いて乾燥させます。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。ですが翌日、電池を入れて動作確認ですが不動でした。という事は洗浄をするまでも無く返却となります。
電池格納部の絶縁フィルムも戻して電池交換ですが不動。
外したパーツを戻して、パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
バネ棒は洗浄したので綺麗に。
バンドを取り付け不動で返却となります。この電池はもう再販は出来ませんから
若干は頂く事になります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。