電池交換では不動だった/TAG HEUER WG111E
2016.9.6お預かりの電池交換では不動だった/TAG HEUER WG111E。
「プラスチック枠を外しております」というご依頼でご自分で電池交換してみたとか。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
バックルの汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
スクリューバックは緩めたままということで。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントですが電池押さえの円盤が内部で遊んでおり。コイルの上に乗っている。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認ですが不動。
コイルにドライバーが滑って削りとった溝が出来ており。これでは動きません。
コイルのえぐられた位置、その金属部分にもキズが付いており致命的だったようです。
修理は「2.000円」までというご依頼で「返却はスマートレター180」のご指定なので
そのまま返却投函となりました。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。