ANNE KLEIN AT-1008

2016.12.29お預かりのANNE KLEIN AT-1008電池交換です。

年末のギリギリで到着、こういう時は「赤いシール」が効いてきます。
「航空輸送禁止」と書いてあります。
九州からなら1日は到着日数が違うでしょう。まして年末ともなれば。

その「空輸禁止」の理由は、品名欄。「電池交換」とありますが
「リチュウム電池は無し」という単語が入らないと
「時計というだけでリチュウム電池入り」の扱いになって禁止になります。
品名に記載が無くても禁止になるでしょう。

「腕時計ですがリチュウム電池は無し」と書きましょう。
中国・近畿・東海くらいなら元々が空輸はしなでしょうから
ノーチェックでも問題ありません。

ベゼルから突き出たピンクの石。これが有るだけで裏蓋閉めが難しくなります。
指で閉まる固さでは無く、プレス器で締めつけます。
その時にピンクの石が割れますから、断るお店が多いでしょう。

ステンレス無垢バンドにブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックすると「パッキンがよれている」。
これは何を意味するかといえば「それだけ裏蓋閉めが難しく厄介」であるという痕跡です。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っております。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

このパッキンは交換パーツが無く。再利用ですが戻すのはコツが要ります。

時間を合わせて電池交換完了です。29日の到着で、到着から2時間で投函。
よって航空便に乗れば年内には到着するでしょう。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可