DAKOTA ANGRA
2017.6.23DAKOTA ANGRA 電池交換です。
2本届いたうちの1本。
こちらは「ELライト点灯投用・アナログ針用」両方の交換をご依頼です。
ガラスの曇が気になりますが、この時計の拭き取りは不可です。出来なくは無いですが元に戻せなく可能性があります。
裏蓋の裏側もチェックして。ガラスが曇るだけあって裏蓋を開けるのが軽かったですが。
プラスチックのパッキンは変形しており仕方が無いでしょう。
これがムーブメントで。
ムーブメントというかこちらELライト点灯ユニット。
これがムーブメントです。このELライトのユニットですがここまで
上げられるのは異常です。でもそのお陰で電池交換の作業は行いやすい。
この針金で固定されているだけですが外れております。つまり異常な状態ですから修復しないとELライトが点きません。
外れているのでユニットごと外します。これあら電池交換も簡単。
そして、ここまでするならムーブメント取り出しが可能になりますから。
ガラスの曇り取りも可能になります。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
2032の電池のハズが2016の電池2つで厚みを合わせてあります。
裏蓋が浮いておりますが、パッキンが変形しており。
元には戻せません、このパッキンは持っておりませんからこのまま再利用です。
少し浮いておりますから防水機能期待出来ません、注意して使って頂きましょう。
外した針金を繋いで電気が流れるようにして、ELライト点灯確認。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
針とデジタルも時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。