FESTINA クロノグラフ

2017.2.15お預かりのFESTINA クロノグラフ電池交換メンテナンスです。
2009年と、2012年にもお預かりの腕時計。

竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。

チタン無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

バックルの汚れもチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
洗浄器の水が真っ黒になりましたからハードな使用であります。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

バックルの汚れも洗浄して綺麗になりました。

噛み合わせ浮いており修正とも思いましたが。

留める爪が破損してありません。

ダブルロック金具で押さえますから無くても使用には困りませんが。

到着時の詰め物を装着して発送となります。

ゼロ位置合わせを行って。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

4ヶ月後の6月。ブレスの「割りピンが抜ける」というご依頼です。

2017.6.18お預かりのFESTINA「割りピン交換」です。

ピンが抜けてコマが外れております。

他のピンを工具で突いてみると簡単に押し出されます。割りピンが割れております。
ここは本来「交換不可」のコマ。

他も突いてみますが同じようなもの。前回のお預かり(4ヶ月前)の洗浄で
ピンのストッパーでもあった汚れが流れ落ちたが為に摩擦が減って抜ける様です。

全滅でした。「割りピンの総入れ替え」となりますが。純正パーツなどは無く。
かといって既製でもある程度のサイズの規格は決まっております。

ところがコマの穴が摩耗で大きくなっており、ワンサイズ太い物は入らず。
本来ジャストサイズのピンでは細く。交換はしても曖昧なサイズになっております。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可