TIMEX INDIGLO

2016.10.9お預かりのTIMEX INDIGLO電池交換です。
2015年にもお預かりの腕時計。
今回のお預かりの内容は一般は「受付不可」です。

3本届いたうちの1本。

今回のご依頼の前にお問い合わせがありまして。結果「受付不可」であろうと。
ただ正確には現物を見てみないと分からない。
しかし、現物を見て修理不可が確実になった時に無駄な送料が掛かります。
そこで今回、他の時計も送りますと言う事でお預かりに至りました。

初めての方で、この様なご依頼内容。そして1本のみの場合は
「修理不可」として返信する事になります。

竜頭はテープで留めてあります。

「竜頭が抜けた」というご依頼ですが。巻芯(竜頭の心棒)が根本からネジが緩んで抜けた状態なら、ねじ込んで固定は可能。交換パーツも無く至極簡単。
でもネジが抜けた様には見えない。

根本で折れて、竜頭に折れ込んでおり。これを除去出来ない限り新しい巻芯を入れる事も不可。つまり「竜頭交換」しか対策はありません。
しかし雑貨に近い時計ですから、交換パーツなどは用意されているのでは無く。
有ったとしても、時計の定価から言えば割が合わないでしょう。

これがムーブメントで。

上の方に巻芯が残っているのが見えます。時計は動いており時間が10分ほど遅れた状態。
かといって時間合わせが出来ない、そこで巻芯を工具で摘まんで軸を回して時間を合わせます。これで5時間分回すとなると断念しますが10分くらいなら何とか。

あとは竜頭です。竜頭パッキンがキツく装着されており簡単には抜けません。
よって防水機能もそこそこは、効いております。
問題はぶつけた時には簡単に紛失するでしょう。
これは接着剤で固定しておくしか無いでしょう。

ベルトも交換のご依頼ですから取り替えました。
このページを見たからと、ご依頼されても受付不可ですからご注意ください。

こういう対応は、高確率で後からクレームが入ります。
よってリピータ様で私がやり取りの安心感の実績がある方のみ受付
となります。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可