NIKE LANCE4 電池交換メンテナンス

2019.4.22お預かりのNIKE LANCE4 電池交換メンテナンスです。電池交換で数件回ったが対応不可であったという事でお預かり。

わたしも「NIKE LANCE4」という時計は触った事が無く出来るかどか?と回答致しましたが過去に4度ほど電池交換しておりました。

遊び革の状態もチェックします。

裏蓋はコインで開けるハッチつきでスクリューバックです。このハッチ部分(電池蓋)が固いのでしょうか?

コインで回せば簡単に回りますが・・・・。でもどの位置にしても浮いてこないし引き上げても外れません。何故?サビか?

先ずはスクリューバックリングを外します。

するとウレタン・バンドからポロリと外れます。

これがムーブメントで。

裏蓋の裏側もチェックしますが平パッキンが吸い付いてハッチ部分が外れない感じですか。

電池はリチュウム電池のCR2032。

電池格納部をチェクしますが異常は無し。サビもありません。

ケースの汚れを拭き取り電池を入れて動作確認。問題なく表示します。

ハッチ部分は裏側から押し出して外します。

錆びている訳でもありません。

パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻します。

凹凸部分を合わせて回すだけですが凹と凸の幅がピッタシ同じですから0.1ミリでも重なっていると浮かせられないでしょう。

ハッチ部分を取付、大きな裏蓋のパッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換完了です。

この状態で時計部分は完了。

ウレタン・バンドは洗浄して綺麗になったところでスクリューバック・リングで本体を固定して電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可