NIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ
2017.12.25お預かりのNIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフです。
2本届いたうちの1本。ブレスが無い方は、部品取り用ジャンク品。
回転ベゼルに打ち傷が出来、ジャンクから交換可能か?というお問い合わせですが。
この回転ベゼルは外した事が無く。わたしの想像では値段からも「はめ殺し」タイプかと。
ジャンク品は取り外してみますが、キズが付くだけで返却になる可能性は大という事でお預かり。
ジャンク用はガラスの曇りが目立ち電池交換では不動の様です。回転ベゼルはこじ開け工具で外しますが、隙間は空くが外れません。よって回転ベゼルの移植は諦めます。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れもチェックします。
汚れは拭き取っておきます。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
ゼロ位置合わせを行うために、ねじ込みプッシュボタンを緩めると白い汚れが。
こちら側も。ゼロ位置合わせは問題無く出来ました。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。