NIXON SIMPLIFY 51-30 電池交換メンテナンス
2022.2.16お預かりのNIXON SIMPLIFY 51-30 電池交換メンテナンスです。
左の個体はラグ部のピンが無く、メーカーでも「対応は不可」ということで別にケースをご用意されムーブメント入替のご依頼です。
一応はどちらも洗浄します。
微調整位置のバネ棒は洗浄します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
次にラグ部が壊れた方からムーブメント摘出。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
同じモデルでも入替出来ない場合もあり得ますが、今回は問題無く移植出来ました。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
ラグ部が壊れた方のケースですが洗浄でサビが出て来ました。再度、洗浄します。
左が壊れた側のラグ部ピンですが。良く目にするモデルと太さが違います。初期のモデルはこうだったのか?
洗浄してサビは出て来なくなり回転ベゼルもスムーズに。
洗浄して綺麗になったところで。
ニコイチ電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。