NIXON THESE ARE THE BREAKS THE SUPERTIDE 電池交換

2019.12.6お預かりのNIXON THESE ARE THE BREAKS THE SUPERTIDE 電池交換です。三度目のお預かりですが電池寿命が短くなっているのと「長く使いたい」という事で洗浄をご希望ですが。残念ながら洗浄は「分解修理では無く」、電池寿命には影響がありません。

ガラスの角が欠けております。ガラスはベゼルより低い位置にあり、ココが割れるというのは打ち所が悪い状態でしょうか。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋ネジは洗浄します。この錆び具合からは湿気の侵入が原因かと。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントですがムーブに錆やダメージは無いようです。

ただケースの縁に錆が。

パッキンを外してみますが効いていることが良く分かります。ただこの状態はオーバーワーク。時計の防水機能以上の使い方をされているのが原因。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。電池を入れて動作確認で問題無く動きます。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。洗浄をご希望ですがこのモデルは洗浄作業がしにくい要素が多く、ムーブメント取り出しとうは行わない方が無難。

さてネジは洗浄して裏蓋を閉めますが、1本のネジの頭がもげました。こうなるとこちらでは「お手上げ」ですから、このまま返却するしかありません。

ところが裏蓋を外して見れば、幸いにも上の方でもげており。ねじ切り部分を工具で摘まめそうです。

抜く事が出来ました。これをネジを戻す前に潤滑油を注していたのでウマく抜けました。

交換用のネジがあったので一応、4本とも交換しておきましょう。

時間を合わせて電池交換完了です。ただ年数も経って経年劣化が激しく。長持ちさせるのは「非防水」と思って使用するか、一度はメーカーへ出すかした方がよいでしょう。ただ費用は軽く10.000円は超えてくるでしょう。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可