PULSAR LEDデジタル
2017.10.14お預かりのPULSAR LEDデジタル電池交換メンテナンスです。
サイドにプッシュボタンが一つ。
ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバック・リングで裏蓋を押さえる構造で裏蓋記載。
スクリューバック・リングを回して外します。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントですがシンプルな構造。電池に太いOリングがはめられており。
これで電池格納部のスペーサーの役目をしております。
電池交換の前に電池を入れて動作確認致します。
表示いたしました。
ムーブメントの固定ネジが締まっておらず回さず抜けました。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。液晶ではありません。
ケースの内側もチェックして。サビも無く綺麗な状態。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻してネジで固定します。
スペーサーは元のOリングを使用します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンが硬化してパリパリになって切れており交換します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
普段は真っ暗な文字盤ですが、プッシュボタンを押すと。
表示する仕様になっております。というのも構造上「表示時間=電池の消耗」となるからです。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
プッシュボタンを押して表示確認ですが時間合わせが出来ません。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。