ATTESA 5510- F51308 TA TITTAN
2016.7.7お預かりのATTESA 5510- F51308 TA TITTAN電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
チタン板巻バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池を入れて動作確認ですが不動ですから、強制運針器に掛けてみますと運針します。
クォーツ・パルスも出ており分解修理で直ります。
ただし直後であれ「電子パーツに不具合が出れば諦めるしかありません」。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
修理センターさんに託します。分解修理か、ムーブメント交換が可能あのか?
2016.7.23修理からあがってきまして、流石に交換用ムーブメントは無かった様ですが。
「分解修理・回路交換・パッキン交換」となりました。
バックルの噛み合わせも修正されて完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
(2016年現在)