ATTESA 5510-F51308 TA 電池交換メンテナンス

2018.9.14お預かりのATTESA 5510-F51308 TA 電池交換メンテナンスです。

竜頭の裏側の汚れをチェックして。

チタン板巻バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

バックルの汚れもチェックします。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

ばずはブレスを外したいですが固着が凄い。バネ棒が外せませんからこのまま洗浄するしかないでしょう。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

作業の前に電池を入れて動作確認。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

このまま洗浄します。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

バネ棒を外しますが。

こちら側のバネ棒が伸縮しません。

外れる側だけはずして。

こちらは潤滑油を挿して一晩置きます。

やっと外れましたがバネ棒の片方がケースに固着して外れませんから工具で引き抜きます。

再度、ケースの洗浄を行って。

ブレスも洗浄して綺麗になりました。

バネ棒も洗浄して綺麗に。

洗浄液が真っ黒になりました分、ブレスは綺麗に。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可