ATTESA 6850-G81678

2016.9.21お預かりのATTESA 6850-G81678電池交換メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。

竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。

チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

全てプッシュボタンに見えますが一つは竜頭になっております。

開け口をチェックしますが格闘の跡がありますから覚悟して開けます。

裏蓋の裏側もチェックして。

パッキンを外して劣化具合をチェックします。劣化が見られますが合うサイズの交換用パッキンがありません。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

ムーブメント取り出しには、プッシュボタンが干渉しますから
プッシュボタンも全て外します。

一つだけかなり歪みですが、修正して折れてしまわなければ良いですが。

下の小さな針「MODE切り替え表示針」ですがずれております。
このズレの修正もご依頼ですが、触ると厄介になる可能性大。

ケースの内側もチェックして。この状態にする為にプッシュボタンを全て外す必要があり、かなり手間が掛かります。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

ケースは洗浄では無く拭き取りのみ。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

裏蓋は洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ブレスは洗浄して綺麗になりました。積年の汚れが溜まっており何度か洗浄し直す事になりました。

バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可