CITIZEN EXCEED A690-T001220 TA 電池交換メンテナンス

2020.8.29お預かりのCITIZEN EXCEED A690-T001220 TA 電池交換メンテナンスです。
2009年にもお預かりの腕時計。

竜頭の動きをチェックして。

今回は電池交換と「文字盤の汚れ取り」もご依頼ですが取れるのか?

こちらにも。

何故、こんな事が起こるのか?

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋ネジは洗浄して綺麗になりました。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。裏蓋からの浸水では無いですね・・・・ではガラス?

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

文字盤の汚れでは無く、ガラス内側のベゼルに錆が咲いた感じ。

ミラー状の部分ですから削ればキズが目立ちます。よって先ずは洗浄のみ行ってみます。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。錆も綺麗に取れました。厳密には薄く残りますが見た目には分からないでしょう。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

パッキンは目立つ劣化は無いものの交換しておこうか?と合わせてみますが太さが微妙で、少し太い物では裏蓋は浮き。細いモノでは沈みますから元のパッキンを使うしかありません。

錆は見た目には分からないでしょう。

こちら側は元々、小さかったので綺麗に。

ブレスも洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可