GRAND SEIKO 4522-8000 メンテナンス

2017.3.10お預かりのGRAND SEIKO 4522-8000 メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。

竜頭の動きをチェックして。ネジ巻きは問題無いですが針回しが滑った感じがあります。

遊び革の状態もチェックして。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。パッキンを触ると硬化しており摘まめません。

ぐっと押してピンセットを差し込めば割れました。

裏蓋のサビもチェックして。これはワイヤーブラシで削り落とします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。かなりサビを削り落とした形跡が見えます。

ケースの内側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

金属の重厚なスペーサーも洗浄して綺麗になりました。

裏蓋も洗浄して綺麗に。

パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

バンドを取り付けメンテナンス完了です。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可