Grand SEIKO 6145-8000 メンテナンス
2020.7.5お預かりのGrand SEIKO 6145-8000 メンテナンスです。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。メダリオンが綺麗な状態で残っております。
裏蓋の裏側もチェックします。
パッキンは硬化してパリパリ。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックしますが錆びた粉が付着しております。
反対側もですから、おそらくムーブメント内にも散っており分解修理するしか無いでしょう。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋は洗浄して綺麗になりました。
全体にバフ掛けしてツヤが出て綺麗になりました。
バンドを取り付けメンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。