ROLEX YATCHTMASTER 分解修理・ゼンマイ交換
2017.1.11お預かりのROLEX YATCHTMASTER 分解修理・ゼンマイ交換です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れは洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載は無いのがROLEXの特徴。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
こちらテンプ側。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
外したパーツを戻していき修理センターさんに託します。
2017.2.22修理センターさんから戻って来て「分解修理・ゼンマイ交換」で
上がってきました。
2.22発送ですからROLEXの分解修理は一ヶ月は猶予を宜しくお願いいたします。
部品交換さえ無ければ(ゼンマイやパッキンくらいは別)メーカーよりもお安いです。
修理センターさんよりのメッセージは「カレンダーディスクに劣化有り」
カレンダー切り替え禁止時間帯の注意をよろしく。という事でした。
カレンダーディスクに無理をした形跡があるので、同じ事を何度もすれば
破損する可能性があり注意が必要という意味ですが。
これがメーカーでは無条件で交換される部品となります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。