SEIKO レディース手巻き メンテナンス
2018.8.25お預かりのSEIKO レディース手巻き メンテナンスです。
5本届いたうちの1本。
ブレス・バックルの懐かしいタイプですが汚れというか変色ですね。
それとメッキの剥がれ。洗浄でメッキが剥がれるかもしれませんが、この頃のセイコーのメッキは相当なモノで、簡単には落ちないでしょう。
まずはブレスを外して洗浄します。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ムーブメント&文字盤は裏蓋に収まった格好で出て来ます。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
裏蓋からムーブメント取り出し。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
ブレスは洗浄して綺麗になりました。
バネ棒も洗浄して綺麗に。
ネジを巻いて動作確認。バンドを取り付けメンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。