Speedmaster 自動巻クロノグラフ、メンテナンス
2019.1.8お預かりのSpeedmaster 自動巻クロノグラフ、メンテナンスです。
3本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ラグ部の汚れや弓環の汚れもチェックして。
バネ棒も洗浄しましょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
こちらはテンプ側。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。パッキンが効いていることが良く分かります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンを装着します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付けメンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。