OMEGA Speedmaster 自動巻オリンピックモデル
2020.8.2お預かりのOMEGA Speedmaster 自動巻オリンピックモデルです。
他のクォーツの電池交換メンテナンスもご依頼のリピータ様ですが。
到着してみて「自動巻」で有る事に気がつきました。(^_^;)
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
竜頭の動きをチェックして。
微調整位置をチェックします。
ラグ部のバネ棒は洗浄します。
バックルの汚れもチェックしますが洗浄が必要でしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
凹凸部分に汚れが溜まっているのが分かりますが、これは洗浄してこそ綺麗になります。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
こちらはテンプ側。ムーブメントに汚れやサビも無く。特に「ムーブメント取り出し」でケースの洗浄はリスクが有るだけですから止めておきます。
外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
パッキンから外側の汚れは拭き取って。
裏蓋は洗浄して綺麗になりました。
こびり付いた皮脂も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ラグ部のバネ棒も洗浄して綺麗に。
ブレスですが綺麗に手入れされており汚れも無いか?と思いましたが洗浄液が真っ黒になりましたから見た目だけでは分からないものです。
ブレスごと洗浄で弓環も綺麗になりました。
バックルの汚れも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け、ブレスと裏蓋の洗浄完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。