SEIKO Chronograph 7T62-0AW0 電池交換メンテナンス

2018.2.2お預かりのSEIKO Chronograph 7T62-0AW0 電池交換メンテナンスです。

プッシュボタンの動きもチェックして。

そう、プッシュボタンの片方が不動という事でした。写真でいう左側のプッシュボタンが押し込まれたママになっております。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

ラグ部のバネ棒も洗浄して綺麗になりました。

ラグ部の汚れもチェックします。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

プッシュボタンの内側からチェックします。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄が出来ませんから外します。

プッシュボタンも洗浄して綺麗になりました。

プッシュボタンが収まるパイプも洗浄して綺麗になりました。

洗浄の為に目盛リングを外します。

写真、右のプッシュボタンは簡単に外せますが、左側は錆びて固着しております。

もうメッキも剥がれ落ちて色がシルバーに。

プッシュボタンを外しただけで錆びた粉が飛び散ります。よって洗浄作業は必須となります。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースに目盛リングを戻します。

プッシュボタンの洗浄も完了。片方はスプリングがサビで粉々でしたから、代用の物を装着します。

プッシュボタンの装着完了。動作を確認します。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ゼロ位置合わせを行って。プッシュボタンの動作確認。

ブレスも洗浄して綺麗になったところで。

 

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可