SEIKO Chronograph 電池交換メンテナンス
2019.3.15お預かりのSEIKO Chronograph 電池交換メンテナンスです。
5本届いたうちの1本。1本が洗浄コースでこの時計は「電池交換のみ(洗浄なし)1.550円コース」です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れは拭き取りで綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
文字盤が黒いだけにガラスの曇が気になりますから拭き取ります。
作業の流れでムーブメント取り出し必須ですから竜頭の裏側の汚れをチェックして。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
拭き取りではこの程度が限界。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。