SEIKO Chronograph 7T92-0DW0 ガラス交換

2018.6.8お預かりのSEIKO Chronograph 7T92-0DW0 ガラス交換です。
2017年にも電池交換メンテナンスでお預かりの腕時計。

弓環が大きく隙間があいておりバネ棒が曲がった証拠ですから、如何に大きな力が掛かったか分かります。

微調整位置をチェックします。

やはりバネ棒が大きく曲がっておりますので、後で交換します。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

これがムーブメントで。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。文字盤上にガラスの粉が散っております。粉が突き刺さった箇所もあり、あまり強く擦ったり拭いたりもできません。

さて、外すのは割れば簡単ですが取付がどうなっているのか?

押し込みタイプのガラスなので大きさと厚みが問題。

プラスチック・パッキンと目盛リングを外します。これまでが割れていたりすると厄介ですが。

厚みは1.7ミリ。ガラスは既製で調達出来そうなので注文します。

到着を待ってガラスを装着します。

外したパーツを戻して動作確認。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ブレスは洗浄して綺麗になりました。

バンドを取り付けガラス交換完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可