SEIKO Chronograph 7T92-0DW0 電池交換メンテナンス
2021.1.9お預かりのSEIKO Chronograph 7T92-0DW0 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックしますが引き出せません。プッシュボタンは固着しております。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ラグ部の汚れや弓環の汚れもチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。不動だったのはグリス切れですか、グリスアップしておきます。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
プッシュボタンを裏側からチェックしますが、サビでは無いようです。
グリス切れの様ですから、一つは簡単に外れましたが片方が堅いです。
何とか外せましたので洗浄します。
なんとバネが割れております。これは何か中古パーツで交換します。
プッシュボタンは洗浄して綺麗になりました。
プッシュボタンのパイプも洗浄して綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックし電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ゼロ位置合わせが必要ですから。
ゼロ位置合わせを行って。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。