SEIKO V657-8060 Chronograph 電池交換メンテナンス
2023.10.8お預かりのSEIKO V657-8060 Chronograph 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
これがムーブメントですが電池が入っていない。これは私に取っては「不動のパターン」ですから、洗浄の前に電池を入れて動作確認。問題無く動作致しましたから作業を進めます。
ムーブメント拡大。
バックルの汚れもチェックします。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
電池交換によってゼロ位置合わせがリセットされますので。
ゼロ位置合わせを行って。
ブレスごと洗浄で弓環も綺麗になりました。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。