SEIKO CREDOR 9571-5020 電池交換メンテナンス
2021.12.1お預かりのSEIKO CREDOR 9571-5020 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
作業の前に電池を入れて動作確認。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ブレスの洗浄は終わってツヤが出ましたが高密度の重厚なブレスですから隙間の汚れ落としに何度洗浄し直した分からないレベル。
30年くらいの前のモデルですがブレスの洗浄などされていないでしょう。
かなり奇麗になった後でもコンプレッサーで吹くと汚れが出てウェスが黒くなります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。