Earth Watch WN-1(地球時計)電池交換
2022.8.21お預かりのEarth Watch WN-1(地球時計)電池交換です。今や電池交換ですんなり正常動作する個体も少なくなっており。「正常動作したらお支払い」では受付不可です。
不動でも電池交換した限りは支払う。その意思がない方はお断りしております。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
地球儀ぶぶんはケースに収まっております。
これで時計本体を分離。
ただスクリューバックなのに、正円のケースでは何処で固定する?
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
電池を入れて動作確認。兎に角は動いておりますが正常動作かどうか分かりません。
過去にも同じタイプの腕時計は何度かお預かりした例です。
http://akiyose.com/battery-exchange/seiko/mens/earth-watch.html
http://watch-tool.net/replacing-battery/japan/seiko/other/earth-watch-wn1.html
http://mr-coo.com/battery/seiko-maintenance/earht-watch-wn1.html
SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も経過した新品です。
よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。