GRAND SEIKO 9587-8000・LUKIA・JULIUS電池交換

2022.5.9お預かりのGRAND SEIKO 9587-8000・LUKIA・JULIUS電池交換です。

4本届きましたので一緒にこちらで紹介です。

先ずはGrandSeikoha洗浄コース。

ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。このバックルが甘いというご依頼もあり先に修正しておきます。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。このプレートに湿気た痕跡がありますので洗浄します。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

ケースの内側もチェックします。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

このリングは乗せてあるのみ。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認。耐磁プレートも洗浄して綺麗になりました。

裏蓋も洗浄して綺麗に。

パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し。

洗浄液が真っ黒になる洗い甲斐がある状態でしたが、こういう状態の洗浄コースはお値打ちです。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

次はJULIUSというクォーツですが、こういう腕時計は「電池交換のみ(洗浄なし)1.500円コース」となります。

竜頭の動きをチェックして。

チタン板巻きバンドに三つ折れバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

電池を入れて動作確認。時間を合わせて電池交換完了です。

次はSEIKO LUKIA 8Y89-0B70 電池交換です。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換完了です。

次は同じモデルの色違いです。

ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。

キャリバーも同じです。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

電池を入れて動作確認。時間を合わせて電池交換完了です。

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も経過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可