SEIKO SPEEDMASTER M26-6010 他7本電池交換

2021.7.28お預かりのSEIKO SPEEDMASTER M26-6010 他7本電池交換です。
秒飛び運針と言う事ですから「電池切れサイン」です。

8本届いたうちの1本ですが8本、一挙にこちらで紹介。今回「洗浄の有無は任せるコース」で受け付けましたがどれも洗浄する程の汚れも無く「電池交換のみ(洗浄なし)1.550円コース」となりましたので、まとめてこちらで紹介します。

竜頭の動きをチェックして。

革ベルトにDバックルは両開きバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

電池交換後のリセット方法が記載されております。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

裏蓋記載の通りに時間を合わせて電池交換完了です。秒飛び運針も解消です。

次に「Kira」ウォッチ電池交換です。

竜頭の動きをチェックして。

メタルバンドですが革ベルトタイプ。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

メタル・バンドですが尾錠を通して遊び革に通す構造です。

時間を合わせて電池交換完了です。

次にGUEESウォッチの電池交換です。

竜頭の動きをチェックして。

ベルトは引き通しですから引き抜きます。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の位置がずれており、閉めるのが堅い事を表しております。工具が必要となるでしょうから覚悟を決めて作業します。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

時間を合わせて電池交換完了です。

次は「KENNETH COLE」電池交換です。

竜頭の動きをチェックして。

メタルのメッシュとブロックのコンビバンドで、ブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換完了です。

次も「KENNETH COLE」ウォッチ電池交換です。多軸ですがプッシュボタンが無いので、クロノグラフでは無くカレンダーです。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。電池を入れて動作確認。

時間を合わせて電池交換完了です。

次は「CITIZEN Fill」電池交換です。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドにブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

裏蓋の裏側もチェックしてパッキンチェックですが、加水分解で硬化しており交換します。

パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し

時間を合わせて電池交換完了です。

次は「Charles Vogels」シャルル・ホーゲルですか。

ポケットウォッチ(懐中時計)タイプです。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。リングに填まった構造で。

時計を机上に立てて使う事も可能でしょう。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換完了です。

次に「SEIKO ティセ」ブレスタイプ。

ステンレス無垢バンドにブレスバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

全体的に、長期保管によるくすみがあり。これだけは洗浄します。

またパッキンが硬化して効き目が無く、交換します。

これがムーブメントで。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

パッキンを削り出します。

少し細い物しかありませんが、硬化したものよりはマシでしょう。

輝きも出て時間を合わせて電池交換完了です。

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も経過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可