オールド・クォーツA031-5000 デジタル電池交換

2022.2.4お預かりのオールド・クォーツA031-5000 デジタル電池交換です。電池交換&洗浄3.100円コースでご依頼ですが裏蓋が開かず。デジタルですがもう「オールド・クォーツ」の類いですから無理は禁物。

この時計は触った事が無いと思いましたが「掲載にあった」というお知らせでググればヒットしました。ならば同じ様に分解して洗浄コースと思いましたが開閉のためのバネが固く開けれませんでした。

ブレスが外されて到着ですがスマートレター180対策。

裏蓋は”はめ込みタイプ”ですが電池蓋があるタイプなので電池交換のみは可能。

電池はSR1130Wです。この電池蓋ですがネジが深く切ってあり。ネジ込むことで

裏蓋カバーが外れます。

電池格納部をチェクしますが緑色が浮いており拭き取ります。

バネ棒が片方壊れておりますが、それで外されていたのか?。片方のみ取り付けておきます。独特の太さのバネ棒ですが新品では無く中古品で装着しておきます。

バンドを取り付け電池交換完了です。プッシュボタンは軽快に押せますので時間合わせもサクサク。

スライドバンドタイプですから伸ばせば薄く出来ますので「スマートレター180」で返送しておきます。

到着後、ご自身で裏蓋の中蓋は簡単に開きましたとお連絡。あとは竜頭が外せたら良いので方法を聞かれましたが、それはネットで検索宜しくお願いいたします。ご自身で全て出来るのでは無いでしょうか。

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も経過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可