SEIKO Dolce 6030-5390 電池交換メンテナンス

2017.11.21お預かりのSEIKO Dolce 6030-5390 電池交換メンテナンスです。
「こちら同じようなDolceの修理例」ですが、電池交換で費用を掛けて。
その直後であれ不具合が出ればお手上げの状態になり。
電池交換代金も無駄に終わりますから、

文字盤周辺のサビが気になりますので拭き取りもご依頼ですが
「基本、文字盤を触る作業は出来ません」。
今回は「不動の場合は廃棄・返却は不要」という事でお預かりとなりました。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

パッキンは硬化してピンセットの先で突いても弾力がありません。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

パッキンは外すというよりは壊して除去します。

軽く拭き取り程度は出来そうですが、強く擦ると文字盤の金色の塗装が剥がれます。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたが、ガラスが外れました。
「ガラス外れの前兆」があった様で、それで文字盤周辺が湿気で錆びたという状況です。

接着剤が硬化して残っており、これを削り落とします。

ガラスの接着を行います。

ガラスの接着は完了。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

文字盤は、拭きましたがこれが限界です。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

 

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンは新品を装着。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

時間を合わせて電池交換メンテナンス&ガラスの接着完了です。

 

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も悔過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可