SEIKO 電波時計5B21-0AB0 電池交換メンテナンス

2017.1.31お預かりのSEIKO 電波時計5B21-0AB0電池交換メンテナンスです。
2014年にもお預かりの腕時計。

竜頭の動きをチェックして。

革ベルトにDバックルは交換されておりますね。

革ベルトの取付向きをチェックして。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。「裏蓋は洗浄しない」と書いてありますので洗浄は無し。

これがムーブメントで。

電池交換後の時間合わせが書いておあります。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

目盛リングがあるので取り外し。これは乗せてあるのみ。

ケースの内側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせてといっても電波時計ですから受信を待ちます。
ところが私の店の中では鉄筋構造の為か受信しません。
東北なので到着して一晩置けば受信してくれるでしょう。

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も悔過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可