TAG HEUER LINK WAT1110 電池交換メンテナンス
2021.2.20お預かりのTAG HEUER LINK WAT1110 電池交換メンテナンスです。
2016年にもお預かりのTAG HEUER。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
ラグ部の汚れや弓環の汚れもチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。内部にダメージは無しです。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻し裏蓋を閉めます。ただ交換したパッキンが本来の物よりも少し太いものしか無く。スクリューバックで締め付けても少し裏蓋が浮きます。問題はありませんが見た目が隙間が空いた状態に見えます。
やはり元のパッキンを使用することにします。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスごと洗浄で弓環も綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)