TAG HEUER CG-1122-0 セナモデル電池交換メンテナンス & 溶接修理
2016.12.13お預かりのTAG HEUER CG-1122-0 セナモデル電池交換メンテナンス & 溶接修理です。2013年にもお預かりのTAG HEUER。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロックですが中央で溶接が外れております。
流石にここは”接着剤補強”という訳にはいかず「溶接修理」として外注です。
ラグ部の汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋を閉め洗浄器に入れて振動を与え、そして水漏れが起こらないかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスごと洗浄でバックルも綺麗になりました。
ゼロ位置合わせを行って。
あとはベルトが直ってくるのを待ちます。
12月23日修理からあがってきました。
折りたたみも確認して装着。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス&溶接修理完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)