TAG HEUER 電池交換メンテナンス&ムーブメント交換
2016.6.23お預かりのTAG HEUER 電池交換メンテナンスですが
ご自分で電池交換したが不動という事でお預かり。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ご自分で開けたというだけに軽く閉めてありました。
これがムーブメントですが綺麗な状態。よくあるパターンでご自分で交換された場合は素人さんが触った痕跡が残りますが全く無い。
ムーブメント拡大。
この時計、電池は927SWですがそれが不動の原因とは関係無く。
先にケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックして動作確認。
クォーツ・パルスの発信も無く。
強制運針器では運針しますから電子回路の不具合。これは修理センターさんに託します。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
弓環の汚れもチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ブレスごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付け洗浄はス完了で修理センターさんにまわしで、出来上がり待ち。
おそらくムーブメント交換となるでしょう。
2016.7.5修理からあがってきまして発送です。やはりムーブメント交換となり。
と、なるとついでに「裏蓋パッキン交換・竜頭パッキン交換・防水テスト」も
付属の作業となってきます。
竜頭パッキンのみの交換が出来ない場合は「竜頭ごとの交換」となりますが
入手が出来るかどうか?。
また予算も「プラス10.000円」ほどの余裕があるかですが
2016年現在では、全てでも30.000円までです。
クロノグラフは倍の予算が必要ですが。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)