TAG HEUER FomulaCAC-1112/CA1210-RO電池交換
2022.2.5お預かりのTAG HEUER FomulaCAC-1112/CA1210-RO電池交換です。
2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。
こちらネジ込み竜頭が飛び出たママです。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェクします。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。ネジがなめております。
竜頭パイプも同じくですから、これは「竜頭+竜頭パイプ」の交換が必要ですがこちらでは入手は不可。メーカーか取り扱い代理店へ持ち込むしか無いでしょう。それだけで30.000円は掛かるか?
竜頭を装着してみますが留まりません。
電池を入れて動作確認。時計は問題無く動きます。
ですがゼロ位置合わせを行ってみると、ピンセットで指した小針がピクピクして動きません。この状態では竜頭交換で出しても「要・分解修理(ムーブメント交換)」になるでしょう。
このままでも使えますが「防水機能0」です。
もう1本は「CA1210-RO」の電池交換メンテナンス。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
ゼロ位置合わせを行って。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)