TAG HEUER CG1110-0 電池交換メンテナンス

2017.8.22お預かりのTAG HEUER CG1110-0 電池交換メンテナンスです。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

ベルト調整もご依頼で「上下1コマずつ外す」が御希望。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

洗浄作業に進む前に電池を入れて動作確認。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

先にベルト調整、先ずは6時側を外します。後で12時側も外して。

計コマ外しました。

洗浄の前に、パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。

洗浄は終わって綺麗になりました。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して。

 

交換したパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ゼロ位置合わせが必要です。

ですが大きな「白と赤い」針はプッシュボタンの操作で合わせる事が出来ました。
ただ、小さい針がプッシュボタンで早送り出来ません。
そこで再度、ムーブメント取り出しで針を直に触って12時位置に送る事に。

竜頭を閉めたまま洗浄しましたので汚れが残っておりましたので手作業で拭きます。

小さな針も真上に向きました。

ブレスも洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可