TAG HEUER CG-1123-0 電池交換メンテナンス
2021.8.5お預かりのTAG HEUER CG-1123-0 電池交換です。
2本届いたうちの1本で2本ともこちらで紹介。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れもチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。パッキンを外して劣化具合をチェックしますが’異常は無し。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
動作確認は出来ましたが、デジタルが液晶不良ですが年代から、これが普通でしょう。ムーブメントの奇麗さから浸水や結露の影響も無いような情ですが。同じ年代でも奇麗に表示している個体も有る事は事実です。
ゼロ位置合わせを行って。時間を合わせて電池交換完了です。最近、良く有ることでこの症状を「洗浄コースで何とか正常に」という事ですが洗浄コースとは無関係です。
次は「CT1112」電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。パッキンを外して劣化具合をチェックしますが’異常は無し。
電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)