TAG HEUER CK1110 電池交換メンテナンス

2022.4.11お預かりのTAG HEUER CK1110 電池交換メンテナンスです。弓環が外れて到着ですが後で取り付けます。2021年にもお預かりのTAG HEUERですから1年と少し。しかしまだ動いておりますので「バンド修理のついでに電池交換です」。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。バネ棒が折れた事が分かります、これは転倒した時など腕を突いて大きな力が掛かると良くこうなります。

同じステンレス無垢バンドが同梱されており、部品取りの意味か?バネ棒を入れるだけですから部品は不要ですね。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

ゼロ位置合わせが必要です。

パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ブレスは2本とも洗浄して、バネ棒を付けておきます。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可