TAG HEUER CT1110 電池交換メンテナンス
2016.12.7お預かりのTAG HEUER CT1110 電池交換メンテナンスです。
2013年にもお預かりのTAG HEUER 。
竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。プッシュボタンが鈍い感じです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗に。
ブレスも洗浄して綺麗になりました。
ラグ部のバネ棒が片方、壊れており交換します。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。が
ゼロ位置合わせを忘れておりますが、プッシュボタンを押しても小さい針が動きません。
大きな「赤と白」のクロノ針はプッシュボタンで動きますからプッシュボタンは内部とリンク出来ております。小さい針は、修正モードにしてプッシュボタンを押すと「針がピクピク」しますが不動。
しばらく押し続けると針が回り出しました!たまには動かした方が良いようです。でもあまり動かす為にプッシュすると、ムーブメント側のレバーが金属ですから劣化で折れる可能性があります。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)