TAG HEUER S04.713 M 電池交換メンテナンス

2017.2.15お預かりのTAG HEUER S04.713 M 電池交換メンテナンスです。
2012年にもお預かりのTAG HEUER。

今回は「カレンダーが切り替わらない」という症状ですから分解修理かムーブメント交換となるでしょう。このムーブメントなら、費用的には同じくらいですから修理センターさんの判断に任せます。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

バックルの汚れもチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の摩耗は前回のお預かりからですが、まだ大丈夫でしょう。穴が空いてきたら防水機能に影響します。
今回、修理センターさんに預けますので、つでに竜頭の交換パーツが入手可能か聞いてみましょう。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗・・・?

もう一度、洗浄し直して綺麗になりました。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。ブレスを外したいですがバネ棒が錆びて伸縮せず、このまま洗浄します。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗に。

バックルの汚れも洗浄して綺麗になりました。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりましたがやはり摩耗が気になります。

このまま、修理センターさんに託します。
2017.2.28修理からあがってきまして発送となりました。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可