TAG HEUER WG-1112-0ベルト調整
2018.6.14お預かりのTAG HEUER WG-1112-0ベルト調整です。
今回は「電池交換のご依頼はありません」
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。「2コマ外す」という明確なご依頼ですから受けましたが。「何センチに」とか「体重何キロです」という様なご依頼には応えられません。
微調整位置をチェックします。
元のコマの状態をチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
まずはダブルロック部分を外します。
下側のブレスから2コマ外します。
外しますが殆ど力を必要とせず。つまり緩んでいた状態ですから。
ベルト調整の後は全体的にかしめて、締めていきます。
ベルト調整してかしめ修理も完了し、バンドを取り付けベルト調整完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)