TAG HEUER WG1320-0 電池交換メンテナンス

2022.8.8.1お預かりのTAG HEUER WG1320-0 電池交換メンテナンスです。
2018年にもお預かりのTAG HEUER。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

ラグ部のバネ棒は洗浄します。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になりました。問題は左の写真、竜頭パイプの先端がリング状に黒くなっております。これは竜頭の中のパッキンが加水分解を始めております。まだ防水機能は落ちていませんが、恐らく1年くらいである日、突然ガラスが曇ったりするでしょう。

次回は一度「メーカー電池交換」に出すか。もう防水機能は諦めて当店で普通に電池交換メンテナンスするかです。メーカー電池交換では「竜頭交換+裏蓋パッキン交換」は必須で分解修理まで必須となるか否か?。20.000円〜50.000円は覚悟が必要でしょう。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。このパッキンはまだ使えます。交換しておきたいですがレディースサイズのパッキンは持ち合わせが無い。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ブレスも洗浄して綺麗に。

バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可